takanao’s diary

やったこととか思ったこととか。

NASA Space Apps Challenge ハッカソンに参加しました。(後編)

さて、引き続き後編です。 長くなってしまい申し訳ありませんが、もう少しだけお付き合いください。

 

前回、デモで発表する内容に目処がつき、Challengeの内容を転換し(といっても、アプリは何も変わっていませんが・・)という怒涛の展開があったのですが、、

 

次は、アプリの起動時の画面(CESIUMを使った3Dの地球と太陽表示)を手伝おうと思ったところ、、、環境が動かない。 どうも自分の環境はnode.jsが古過ぎて起動しない。アップデートしようとしてもうまくいかない。手詰まりです。ということで、node.jsの環境を全て削除して、一からインストールすることに。 この時点で4時が過ぎたあたりでしたが、あまりに眠かったのと、node.jsのインストールにすごく時間がかかるということで一旦ダウン。 1時間半ほど睡眠を取ることにしました。

 

6時ごろ、起きてきてみるとまだMacが唸ってる・・・嫌な予感をしつつ立ち上げて見ると、まだnode.jsのインストール中。おいおい。笑

と思ったら、しばらくしてインストール終了。ようやく環境を動かすことができて、かなりホッとしました。 そして、一緒に夜通し頑張ったエンジニアの人が作ってくれた3D画面を見て、おー。(以下のは完成済みのものですが、この時点でかなりこれに近い状態になっていました。)

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太陽もちゃんと拡大します。これで、大阪をクリックした時に、僕の方の画面に飛ぶようにすれば、ひとまず最低限の実装は完了! ということで、その部分を引き続き僕の方で実装して行きます。(といっても、30分程度で終わりましたが。)

 

そしてしばらくして、ちらほらと人が増え始めました。ここで、2日目のスケジュールを載せておきます。

  •  07:00 開錠
  • -15:00 引き続き開発(途中適宜ランチ)
  • 15:00 開発終了
  • 15:00-15:30 プレゼン準備
  • 15:30-17:00 プレゼン&デモ+Touch&Try
  • 17:00-17:30 審査
  • 17:30-18:00 結果発表
  • 18:00-20:00 懇親会  

とはいっても、ここからは開発終了に向けて一直線。プレゼンの発表などはリーダーに任せ、デザイナさんと最後にどのような見せ方をするか打ち合わせ。 ここで思ったのは、やっぱりデザイナさんがいると、アプリの出来がすごく違ってくるということ。 内容は同じなのですが、やはり見た目はすごく大事な要素ですね。あとはそのデザインにどれだけ合わせられるか? ということだけです。

 

そんなこんなやっているうちに、開発終了! 僕はもう、明日からの仕事に備えて最後は半分くらい寝てました。チームの皆さんごめんなさい。汗

 

そして、15時からはプレゼン準備。といっても、それまでにプレゼン資料は完成して居たので、ドキドキしながら待つのみです。15時半になると、各チームのプレゼンが始まって行きます。 みんなすごい楽しそうなプレゼンで、たった1日でここまで仕上げたことに、ただただ感心。ただ、自分たちのチームのプレゼンも、とてもわかりやすい内容でよかったと思います。

 

プレゼン終了後は、各チームの作ったものに実際に触って見ての審査。ものが出来上がって居なかったり、途中で壊れてしまったりとハッカソンらしいこともあったりしました。この時点で、自分たちのチームのアプリは限られた範囲ではあるけど、結構完成度が高いかも・・と漠然と思ってました。

 

その後、審査のために審査員が別室へ。 審査中に懇親会の準備や、参加者による投票(People's Choice)が行われます。 結構審査が難航しているらしく、刻々と時間が過ぎて行きます。 その間は、オーガナイザーによる余興(?)が。 参加者を交えての色々な話。さながら感想戦のような感じですが、これはこれで楽しかったです。

 

そしていよいよ、審査結果の発表。まずは、各スポンサーの特別賞が発表されて行きますが・・・なんと、自分たちのチームがkintone賞! 思わずFacebookで叫んでしまいました。笑

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そして、スポンサー賞の発表が終わり、いよいよ優秀賞(2位)の発表です。焦らされた上で・・・・

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そう。なんと、自分たちのチームが優秀賞に選ばれました! 優秀賞の発表時、ひょっとしたら・・・とドキドキしていましたが、まさか本当に選ばれるとは。 しかも、審査理由の中で、自分の作成した「大阪が水没するるシーンが印象的」といった話がされたので、感動もひとしおでした。

 

その後、最優秀賞の発表。これはチームF4という森林火災の消防士を手助けすることをテーマにしたアプリ。当初の投票では選ばれず、情熱枠ということで1人で始められたぼっちソンでしたが、それを見て賛同したメンバーが3人加わり4人のチームに。目的がはっきりしており、テーマとの整合性もあり、満場一致の最優秀賞だったそうです。

 

その後の懇親会では、お寿司・サンドイッチやオードブルなど美味しい料理がなんと無料で!スポンサー様ありがとうございます! と言いつつ、テーブルを回って色々な人と話すのが楽しく、あまり食べられませんでしたが。^^;

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何はともあれ、初ハッカソンで2つも賞をもらえて、出来過ぎの結果だったのではないでしょうか。そして、このハッカソン、最優秀賞と優秀賞、ピープルズチョイスの3作品は、NASAが実施する本番の審査にノミネートされることになります。

 

そう。いわゆる、「もうちょっとだけ続くんじゃよ。」ってやつですね。

 

その様子は、番外編としてまた別途ブログに書きたいと思いますので、よろしくお願いします!

 

uniunix.hatenablog.com